infomisc -ITエンジニア雑記-

某ITエンジニアの雑記および備忘録です。プログラミング教育についても触れていければと思っています。

プログラミング言語の位置づけ

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少し脱線してプログラミング言語の位置づけについて書きます。

プログラミング言語は目的を達成するためのツールでしかないので、目的と手段を履き違えないようにしましょう。というお話です。

 

www.infomisc.netちょっと前に上のブログで、「プログラミングは、コンピュータを制御するために、コンピュータが理解できる表現で書くこと」と言いました。この表現方法というのは方言のようなもので、プログラミング言語によって異なります。プログラミング言語の種類はWikipediaなどからによると200種類以上とも言われています。

プログラミング言語一覧 - Wikipedia

 

 

プログラミング言語はツールであり手段のひとつ

プログラミング言語は目的を実現するためのツールでしかありません。

自分も同じようなことになりがちですが(笑)、ツールそのものを使うことが目的になっているケースも見かけます。例えば「オブジェクト指向でコーディングしている」とか「マイクロサービス化した」など、なぜか手段が目的となってしまっているケースです。最近では仕事でクラウドを扱っているのですが、「クラウド化」といったキーワードも至るところで耳にしていて、本当の目的が隠れてしまい、「どうやったらクラウド化ができるのか」ということに焦点が当てられてしまっているように思います。

話が脱線しましたが、プログラミング言語は目的を達成するためのツールでしかなく、どの言語を選んでも本質は変わりません。

 

現実的には。。

、、と書いてはみたのですが、現実的には「〇〇言語ができる人を募集」とかあったりしますので、世の中で広く使われているプログラミング言語を習得しておくことに越したことはありません。募集する側も「プログラミング的思考能力」を測ることは難しいので、プログラミング言語ができることを評価軸とした方がわかりやすいということもあると思います。

個人的にですが、プログラミング言語を習得する上で効果的だったのは、文法を一から学ぶのではなく、「〇〇を実現したい」といった目的を定めることでした。

自分はPythonを使っています。スクリプト言語であり、かつ、可読性が高いという特徴を持っています。仕事上大量のテキストファイルを扱うことがあるのですが、数行コーディングするだけでやりたいことが実現できるので手軽でいいです。