infomisc -ITエンジニア雑記-

某ITエンジニアの雑記および備忘録です。プログラミング教育についても触れていければと思っています。

プログラミング教育について思うこと

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www.infomisc.netの続きです。

プログラミング教育の目的として以下の3つ挙げてみました。

  1. 「プログラミング的思考」を育成する
  2. プログラミングの働きや良さを気づかせる
  3. プログラミングを実践的に活用できる

1.は「プログラミング的思考」で触れていますので、ここでは2.と3.について触れたいと思います。

 

ITリテラシーの基礎づくり

2.は生活する上で必要最低限となるITリテラシーの習得に位置付けられると考えます。これはインターネットやスマートフォンおよびタブレットの普及によって、急激にICT化が進んでいることが背景にあります。

小さい子にとっても、スマートフォンタブレットは好きなアニメや音楽が無限に出てくるオモチャとなっています。好きなコンテンツをひたすら見たり聞いたりすることができますので、そりゃ喜びますよね。。^^;

ただ、あまりに集中しすぎてしまうので、人の話を聞かなかったりすることもあります。ウチもそうです。もちろんそれを危惧している親御さんもたくさんいらっしゃいますので、利用を禁止したり、制限をつけたりしているご家庭もあると思います。ですが、まわりの友達までは制限することはできませんので、もはやこの流れは止められないのかなと思います。

こんな魔法のようなオモチャが、どのようなロジックで動いているのかを興味として持ってもらえるかは、ITエンジニアとしても次世代の人材を育てていく上では重要と思っています。自分のまわりには居ませんが、若い世代ではキーボードやマウスに慣れていない人も多くなっていると聞きます。キーボードやマウスがなくてもやりたいことが実現できるなら触らなくて当然かも。。とも思いますが、ICT化が進んでいるなかで、企業がキーボードやマウスの使い方などを教えてくれるわけもなく、やはり最低限のITリテラシーは必要という認識です。

 

プログラミング演習

3.に関してはさらなる実践となりますので、実際にプログラムを組む演習が想定されます。プログラミング教育では「Scratch」が例として出ていました。最初からコーディングを伴うようなプログラミング言語から入るのは敷居が高いので、このようなビジュアルプログラミングから入ってもらうのは良いと思います。

Scratchなどは実際のモノではない仕組みを制御する演習ですが、ロボットのような実際のモノを動かす演習も人気のようですね。ロボットの動きをプログラミングで制御するような演習になります。小学生にはプログラムした内容が実際にモノとして動くことを見ることができた方が、直感的に楽しいと感じでもらえそうです。